私は、寂しがりやの心配性です。
幼い頃から、ひとりぼっちで、話なんてさっぱり出来ませんでした。
家の庭にいると、通りすがりの同級生や近所の人に、
バーカ!! バーカ!! と言われてしまいます。
私は、すぐに家の中へと隠れてしまいます。
そして、いつの日か家の庭に出る事も出来なくなっていました。
でも、大雨の時や雷雨の時。
そして、大雪の時は外に出ていました。
誰も外にいないからです。
私は、ひとりでビショビショに濡れながら遊んでいました。
ず〜っと話もできない私。
ず〜っと挨拶もできなかった私。
ただ、虐められた学校生活しか思い出はありません。
そして、18歳で免許を取ってから、私は変わっていました。
夜、私が車を運転すると、助手席では女の人が旗を振り回して、
箱乗りしていました。
私の車の周りには、
改造した車やバイクが沢山並び走るようになっていました。
私は、弱い人を助ける。
それだけで、死んでも良いと思いながらケンカばかりしていました。
暴走族、チンピラ、自衛隊の人、いろんな人とケンカしていました。
特に、レイプされた。犯された。なんて聞くとすぐに足を運びました。
私は家にいませんでした。
いつも、知人の家か、ワンボックスの改造車の中にいました。
家にいるとすれば、警察署まで両親が迎えに来た時。
車が事故って足がない時。そんな時ばかり家にいました。
それが、私の22歳までの記憶です。
「どこから見ても最悪な私」かも知れません。
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